クールなインストール方法  (USB版インストールデバイスの作成)


kernel.org からダウンロードした syslinux syslinux-3.72.zip
syslinux-3.72.zip の展開場所 D:\
syslinux-3.72 中の windows用ファイル D:\syslinux-3.72\win32\syslinux.exe
USBメモリーのドライブ名(ドライブレター) E:
仮想ドライブのドライブ名(ドライブレター) V:   (boot.iso は既にマウント済み)
boot.iso は、OS(Fedora、CentOS)メディア中の、インストーラーCD-ROMのイメージファイルです。
OSメディアの \images ディレクトリを確認してください。

syslinux.exe のオプション
m Install MBR
a Mark this partition active
d directory Install directory

C:\>D:
D:\>cd D:\syslinux-3.72\win32
USBメモリーに syslinux 用のディレクトリを作成します。(この名前は固定で変更できません) D:\syslinux-3.72\win32>mkdir E:\syslinux
USBメモリーに syslinux をインストールします。 D:\syslinux-3.72\win32>syslinux.exe -ma -d syslinux E:
boot.iso の isolinux ディレクトリ内の全ファイルを USBメモリーにコピーします。 D:\syslinux-3.72\win32>copy V:\isolinux\*.* E:\syslinux
V:\isolinux\TRANS.TBL
V:\isolinux\boot.cat
V:\isolinux\boot.msg
V:\isolinux\general.msg
V:\isolinux\grub.conf
V:\isolinux\initrd.img
V:\isolinux\isolinux.bin
V:\isolinux\isolinux.cfg
V:\isolinux\memtest
V:\isolinux\options.msg
V:\isolinux\param.msg
V:\isolinux\rescue.msg
V:\isolinux\splash.jpg
V:\isolinux\vesamenu.c32
V:\isolinux\vmlinuz
15 個のファイルをコピーしました。
isolinux 用の設定ファイルを、syslinux 用の設定ファイルに変更します。 D:\syslinux-3.72\win32>move E:\syslinux\isolinux.cfg E:\syslinux\syslinux.cfg
D:\syslinux-3.72\win32>
以上でセットアップは完了しました。
作成したUBSメモリーからパソコンを起動して、fedora のインストールプログラムが起動する事を確認します。


ブートUSBディスク サンプル構成の提供

実際に使用している LiveUSB と マルチインストールディスクをサンプルとして用意しました。
興味のある方はご利用下さい。 ただし、ASIS & UAYOR です。

USBディスク作成サンプル mkusb.zip SHA1 db88f23af2838b22b1451b3014d935ee514cbf0a
容量 100MB 以上のUSBメモリーが必要です。 1つのUSB デバイスで、11通りに対応可能
インストーラの起動: ( Fedora10 x64 、Fedora9 x64、CentOS 5.2 x64、CentOS 5.1 x64、
Fedora10 i386、Fedora9 i386、CentOS 5.2 i386、CentOS 5.1 i386 )、Fedora10 を使った
レスキューモード、 ローカルデバイスからの起動、 メモリーテスト
  grub の設定は注意して下さい。CentOSはUSBメモリのMBRにインストールしようとします。
  Fedora 10 Live-CD と、このUSBディスクをマージして使用する事も可能ですが。その場合は、今回
  USBにインストールした ldlinux.sys をプログラムローダとして使用します。ldlinux.sys は、汎用
  プログラムローダなので、任意の Stage1 のイメージをロード出来ます。 1本(1GB)で、12役が可能
  ですが、設定ファイル(syslinux.cnf)の変更で、UUIDを誤るとLiveUSBは起動できなくなります。


USBディスク
作成サンプル2
LiveUSB_Plus.zip SHA1 96f3190e805a051d758a1d86adab0352a428d6d4
MD5  8dba028b801182f7bf9667182b6fc881
容量 1GB のUSBメモリーが必要です。 1つの USBデバイスで、11通りに対応します。
Boot Fedora10 i386 x64 Live
Verify and Boot Fedora10 i386 x64 Live
1 Install or upgrade an existing system(Fedora10 x64)
2 Install or upgrade an existing system(Fedora 9 x64)
3 Install or upgrade an existing system(CentOS5.2 x64)
4 Install or upgrade an existing system(CentOS5.1 x64)
5 Install or upgrade an existing system(Fedora10 x32)
6 Install or upgrade an existing system(CentOS5.2 x32)
Rescue installed system By Fedora 10 x32
Boot from local drive
Memory test

 このファイルは、USBメモリーに解凍(\syslinux、\LiveOS)後、\syslinux\syslinux.cfg のUUIDを
 再設定し、ブータブルUSBに変換する \syslinux\Setup.bat を実行する事で使用可能になります。

 Fedora10 LiveUSB を動作させるには、Liveイメージを記録したUSBメモリーの情報を、
 設定フィルで、正しく指定するが必要があります。 Fedora10 LiveCD の USBメモリ版
 LiveUSB_Plus.zip を保存展開し、syslinux.exe でブータブルにしただけでは動作しません。
 必ず syslinux ディレクトリにある syslinux.cfg のUUID の値を再設定してください。
 また、USBメモリーのルートディレクトリに、syslinux、LiveOS として存在する事も条件です。

 DOS のコマンド、dir、vol を使って表示される シリアル番号 が UUID です。
 USBメモリーのデバイス名が E:なら、vol e: で表示される "シリアル番号" を確認してください。


 補足情報へのリンク (重要ですので、参照して下さい)

  このUSBメモリーからインストーラーを起動してOS をインストールする時は、grub の
  設定にも注意して下さい。 CentOS ではインストーラーの起動元であるUSBメモリの
  MBRに grub(ブートローダー)をインストール(デフォルト値)しようとします。


  OSのインストールメディア全体をUBSメモリーに保存し、USBからインストールする場合や、OS
  自体をUSBメモリーにインストールする事も考えられますが、趣旨が異なりますので割愛します。



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