多値データに対するラベリング
ラベリング速度
多値の3次元データ(Voxel)を対象とした、高速ラベリング処理(6連結、18連結、26連結)
へのリンク
天文データ PIA12832.bmp、08.bmp を使っての評価。
それぞれの画像は、 2,551,398 と 10,908,789 の領域に分割された状態で ラベリング処理に
より識別番号を付与した。 各画像のラベリングに要した時間は、 0.948 秒 と 3.707 秒
コンピュータ環境は、Core2 Duo CPU E6550@2.33GHz 64tbit Linux
評価用ソフト b7(当方の識別名称) を使用
・b7 は内部で減色処理を行っている。
・処理可能な画像の最大画素数 4,294,967,295 画素 (16,777,215 対象物までを推奨)
・画像(多値:32bit) のラベリングデータは、1回の画面走査で確定
・ラベリング処理は、画像を8連結で解析
処理結果
# file PIA12832.bmp
PIA12832.bmp: PC bitmap data, Windows 3.x format, 6666 x 6666 x 24
# b7 PIA12832.bmp
'PIA12832.bmp' Loading....
Loading the image data was completed.
Multivalued data labeling start
Labeling Done!
2551398
objects were found. (0.948 sec)
File 'labelingCryst.lbl' is being written.
File 'labelingCryst.cfg' is being written.
#
# file 08.bmp
08.bmp: PC bitmap data, Windows 3.x format, 12000 x 12000 x 24
# b7 08.bmp
'08.bmp' Loading....
Loading the image data was completed.
Multivalued data labeling start
Labeling Done!
10908789
objects were found. (3.707 sec)
File 'labelingCryst.lbl' is being written.
File 'labelingCryst.cfg' is being written.
#
レベルスライスとラベリングの違い
輝度を基準に領域分割すると、連結性を持たない部分も同一の領域と認識されてしまう。
画像 左部
(輝度情報だけでは、連結性の有無を加味した識別ができない為)
ラベリング処理では、同一の値を持つ画素が、互いに接続(隣接する画素は同じ値を持つ)している
部分を領域と認識する。 同じ値を持つ領域が多数存在する場合でも、連結性が無い場合は異なる
領域として処理される。
画像 右部
レベルスライス(輝度レベル)
に
擬似的に色を割り当てた例
同一輝度同士の画素が接している 領域を
それぞれ独立した領域とし、
各領域毎にラベリングした例
処理結果の画像
PIA12832.bmp の処理例
原画
ラベリング後 擬似カラー化
拡大画像
擬似カラー画像
PIAPC.bmp
PIAPC.png
PIA12832(オリジナルへのリンク)
08.bmp の処理例
原画
ラベリング後 擬似カラー化
原画
擬似カラー
画像
拡大
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